藤井先生から学ぶ本番での対処法
てんてー(天帝とも表記する)と呼ばれている、将棋界のパイオニア藤井猛先生はご存知ですよね?90年代は、アナグマ囲いが猛威を振るい、振り飛車冬の時代でした。そんな中、将棋の歴史の中で全く誰も考えたことの無かった四間飛車でありながら玉を囲わない居玉で戦う、藤井システムを考案され将棋界の7大タイトルのうち最高権威の一つである竜王を3期務め上げられた方です。(上記の動画の先生です。)
この先生もホント魅力的ですよね。将棋界の先生はホントすごいのに腰も低くて面白い先生も多い。藤井先生はまさにその最たる方のお一人でしょう。藤井先生は、将棋数百年の歴史に新たな光を差し込ませて、その上仮に将棋の寿命があるならば其れを300年縮めたといわれてしまうほどの方です。(年数あってましたっけ?たしかこのくらいですよね?^^;)
そのくらい藤井システムは将棋の革命的なことであったそうです。しかも、当時藤井システムで竜王をお取りになられたとき、先生はまだ級が下のほうで、TOPクラスの将棋の人という認識が世間では全く無かったのです。そんな中で、いきなりポッと出てきたと思いきや何期も竜王を取り続けた、まさに天才的なお方です。そうなれば、当然ながら解説をしたり、将棋の勝負以外のお仕事も舞い込んでくることになります。棋士の方の戦いの場、ビジネスマン的にはプレゼンの場になるのは将棋盤の上でしょう。しかし、竜王になって解説をしなければならなくなると、戦いの場が大判解説という文字通りのプレゼンの場が現れてきます。
将棋の話はともかく、我々塾講師として、藤井先生から教えていただくこととして、本番になったら大胆に行動すべし徒言うことでしょう。先生は、お一人で全て藤井システムを考案されて、物凄く長い年月をかけて暖めて、準備なさってこられました。そして藤井システムという理論を体系化してその専門家として四間飛車を使い続けたそうです。つまり、四間飛車専門家の第一人者です。ご自身では、其れしか使えないと、ご謙遜されて、半ば自虐的に鰻屋とご自身をおっしゃられていました。(ほかの食べ物は出せません。それだけです。という意味で。今は角交換振り飛車や藤井矢倉など様々な商品がありますが。どれも先生の独自色強すぎます。素人使うの危険。)
上の、ニコニコ動画で落ちていた動画をご覧頂ければお分かりの通り、物凄くチャーミングな方です。真面目そうに見えて、どこか親しみ深い方でいらっしゃいますので、どうしても我々、藤井先生ファンとしてはてんてーと呼びたくなるのです。w
この春大学受験が終わり、これからアルバイトで塾講師になってみようと思われている学生さんも多いのではないでしょうか。今までプレゼンを行う場が少なく、授業できるのかなぁ、と色々ご心配になられるかもしれません。しかし、藤井先生のように死ぬほど準備して暖めて、その道のプロフェッショナルになる。自分の武器を一つだけでいいから作る。そしてその後は、大胆に行動しよう。それできっとうまくいきます。一緒にがんばっていきましょう。
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